印鑑を押す場所や印マークの違いって何?会社に提出する書類で困らない為の方法

ライフハック

就職をする時や転職の時など、会社に提出する書類で印や押印などの違いに困った事ありませんか?

たくさんの書類を書かなければいけないので、違いがあると対処に迷いますよね。

この記事では、サラリーマン歴18年以上の私が、役所や内部とのやりとりで培った経験を踏まえ、

どのような対処が良いかお伝えします。

読んだ後には、書類の作成に時間を取られる事なく、別の準備など違う事に時間を使えるようになっている事をお約束します!

印鑑はどこに押すのが正しいの?

実は、どこに押しても大丈夫です。

会社に提出する書類には、

「印」と書いてあるものや

「押印」と書いてあるものがあります。

違いがあるように見えますが、どちらも印鑑が押されている事が重要です。

つまり、「この書類には印鑑が必要なので忘れないで押してくださいね」という意味で使われている事がほとんどで、表記の意味に違いを持たせている事は少ないのです。

「え、そんなんで良いの?」

そのように思われたかも知れませんが、実際にはそんなんで良いものです。

他の項目を含め、必要事項をしっかりともれなく記入・期日までに提出する事ができればOKです。

印鑑を失敗せずに押すにはどうする?

実は、印鑑を失敗せずに押せる方法があります。

印鑑を押す時って、いざ書類を目の前にすると緊張しますよね?

朱肉をつけてしっかりと押したつもりが、

薄かったり、欠けていたり…と失敗してしまった経験は誰しもが通る道です。

そんな時は次の方法を試してください。

  1. 印鑑マットを準備する(ない場合はティッシュ2枚重ねたもので代用OK)
  2. 印鑑を朱肉につける(3回ポンポンと軽くつける)
  3. 親指・人差し指・中指の3本で印鑑を持つ
  4. 垂直に印鑑をゆっくりと押す
  5. 押した後「のの字」を描く
  6. 印鑑をゆっくりと離す

特に重要なのは、1と5です。

印鑑マットを使う(代用品でも)事で、均等に押す力が伝わります。

そして、押したまま、印鑑を持っている3本の指でひらがなの「のの字」を描きましょう。

失敗をした時のことを思い返すと、固い机に直で押してしまっていたり、押した後すぐに離してしまっていたりしていませんでしたか?

このポイントを抑えさえすれば、もう印鑑を押す事に困る事はないでしょう。

もしも失敗してしまった時は?

印鑑を押すポイントを抑えて押したハズが失敗してしまったら、

慌てずに、取り消しの意味で二重線と訂正印を押せば大丈夫です。

朱肉に十分な量が残っていなかったり、印鑑自体が欠けてしまっていたりして

注意していても上手く押せない場面は、どうしても起こります。

そんな時でも、対処方法を知っているだけで安心出来ますね。

自分に合った印鑑の選び方

印鑑にも相性があるんです。

使われている素材によって、持った感じや押した時の感覚が違ったりします。

実際にお店に足を運んで、自分で持ってみる、押してみる事が相性を確かめる上では一番です。

とはいえ、「そんな時間はない」という場合には、ネットショップで探すのも良いでしょう。

一言に印鑑と言っても、デザインにかなり種類があります。

例えば、ハンコヤドットコムというサイトで、ざっと眺めるだけでもかなりの種類があります。

見た目で「コレ」と思えるものが見つかったら、ポチってみるのもありです。

捺印と押印の違い

もう一つ、印鑑に因んだ事として、「捺印」と「押印」の違いについても触れておきます。

日常の中では、「署名・捺印」「記名・押印」の組み合わせでよく耳にするのではないでしょうか。

何が違うかと言いますと、

「署名・捺印」は直筆のサインに印鑑を押すこと。

「記名・押印」は印刷された名前に印鑑を押すこと。

このような違いになります。

自分で名前を書く時でも、すでに名前が書いてあっても印鑑を押す事は変わりません。

初めて手続きを行う場合に

「この書類は署名・捺印でお願いします」

このように言われても動じる事なく、スマートに対応出来る事でしょう。

ちなみに、法的根拠の強さの順番は

署名捺印>署名>記名押印>記名

この順番となりますので、覚えておくとトリビア的な知識として今後役に立つ場面がくるハズです。

署名捺印は日本独自の文化で欧米はサインのみ

署名・捺印は日本独自の文化だってご存知でしたか?

最近は脱ハンコブームで、日本でも出来るかぎり印鑑を押す場面を減らそうという動きがありますが、

そもそも法的な根拠としては、直筆の「署名」で十分なんです。

アメリカをはじめとする欧米では見られない光景の為、海外の方からすると驚かれる事に日本人としては驚いてしまいます。

日本に住んでいて、何かの手続きをしようとすると「印鑑証明書」を用意するように言われる場面が多くあります。

身近な例では、不動産の賃貸物件を借りる時に必要になります。

そんな場合であっても、海外に籍がある場合、印鑑証明書は不要なんです。

代わりに自分の署名である事が証明できればOK。と法務省のホームページにも書かれています。

いかに、印鑑が日本独自の文化なのかが、こういった日常の場面でも分かりますよね。

印鑑を押す場所や印マークの違いって何?会社に提出する書類で困らない為の方法【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

この記事では、

  • 印鑑を押す場所
  • 印鑑を失敗せずに押す方法
  • 失敗した時の対処方法
  • 署名捺印と記名押印の違い

などについてお伝えしてきました。

社会人になって、急に小難しい書類を書かなければいけない場面に遭遇する事はよくあります。

そんな時、この記事の内容が少しでも役に立てたなら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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